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土佐の食材紹介

南国市「堤農園のオクラ」/2014・8月

高知はオクラの生産量が全国2位。南国市の平野・香長平野は、たくさんの野菜の宝庫。8月の濱長がお届けするのは南国市田村の堤農園さんのオクラ。
高知空港の近くに堤さんの畑があります。

畑に伺うと、大きな花弁がひらひらゆれる淡い黄色の花が夏の光を浴びている姿が見えます。オクラの花だそうです。オクラはアオイ科の植物で、ハイビスカスなどと同じ仲間。この花を食べるオクラもあるそうです。鑑賞花として花瓶に飾りたくなるような愛らしさ。浴衣に合いそうな和の雰囲気ですが、オクラの故郷は北アフリカだとか。今では世界中で栽培されています。オクラは水が大好きなので、降雨量の多い高知はオクラ栽培にピッタリです。

堤農園のオクラは、実がしっかりしています。実の表面には産毛がたくさん。軽く茹でて食してみると、肉厚の厚みに驚きます。青い香りと、粘りの中に上質の甘みが含まれていて、あと口が爽やか。
オクラにはビタミンCや、カロテン、カルシウムなどがたくさん含まれており、体力が落ちてしまいがちな暑い時期に欠かせません。




オーナーの堤健治さんは愛知県出身。進学をきっかけに高知に住むことになり、卒業後も高知にとどまることに。音楽活動をしながら、大学時代から農業を学び、南国市に自らの農園を開きました。勉強熱心・研究熱心。しかもその姿が自然体。堤さんのまわりには人が集まります。
新しい世代の第一次産業のスタイルを構築しようとさまざまな活動も行っています。
目下、自身の農園を「高知のDASH村」にしたい、という目標を掲げています。
もちろん、DASH村の要素には音楽も欠かせないことでしょうね!

芸妓・かつをが行ってまいりました

オクラの実は。きゅうりのように垂れ下がるのではなく、空に向かって先を伸ばしています。
堤さんに、ちょうど良い位置をレクチャーしていただき、かつをも収穫してみました。
切り口から爽やかな青苦い香りとともに、オクラ特有の粘りがこぼれてきます。
袋詰めの作業もお手伝いしました。
日舞や小唄、お茶などに加え、英会話のレッスンもはじまり、多忙な日々のかつをさん。
堤さんの和やかな笑顔と、夏の香り・オクラに包まれて、少し癒されたようです。