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土佐の食材紹介

四万十町窪川「コロンブスの茶卵」/2014・7月

今から20年前のこと。日本の昔話・かぐや姫が求婚者に告げた無理難題のお願いのようなこの一言に一念発起した佐々木貞壽さん。当時、佐々木さんが農業の師と仰いでいた、永田農法の創始者・永田先生(このサイトでは、もうすっかりお馴染みですね)に相談をしたところ、「スウェーデンは食の安全に関して先進的な取組を行っており、卵の品質と飼育方法の関係を研究している大学もある」アドバイスをいただきました。佐々木さんはさっそく現地に行き、食に対する安全の考え方や取組を学んできました。


ストックホルムの大学の研究所で、卵の品質に変化を与えるのは動物性飼料の酸化が要因であることに着目した佐々木さんは、帰国後、飼料を植物性のものだけ、茶葉の粉末を混ぜ込んだ飼料づくりを永田先生とともに挑戦。試行錯誤・失敗と成功を積み重ね、茶卵の開発に5年を費やしたそうです。そこから改良を重ねて現在の技術を確立するのには相当長い時間を要しました。


そして、当然ながらその苦労は価格に反映させなければなりません。「お値段勝負」では勝てない卵。でも、ここ何年かの「食の安全」に対する意識向上が微風ながらも追い風となり、コロンブスの茶卵を求める方が少しずつ増えてきました。
価値を大切にしてくださる確かな販路を拡大するため、2012年に株式会社ぶらうんを設立。また、自ら情報発信をしていきたいと、スイーツ&卵直売店「こっこらんど」をオープン。こちらは息子さんである佐々木将司さんが可愛い奥様と一緒に展開されています。

若女将・瞳が行ってまいりました!

その「こっこらんど」に若女将・瞳がお邪魔させていただきました。
店内は、ふんわりとした甘いお菓子の香りでいっぱい。スイーツのアロマのよう。
やわらかな薄茶色の卵を割ると、つややかな黄色がぷるんと飛び出てきます。そして、卵白の透明度にハッとさせられます。
若女将・瞳が、茶卵のプリンをいただきました。やわらかな口どけの後、卵の香りがふわ〜っと口の中で膨らむ感動に、若女将の「瞳」が輝きます!
コロンブスが立たない卵を立たしたように、卵を食べられない子供たちにも食べられる”美味しい卵”を創りたい…そんな思いが詰まった奇跡の卵を、2014年7月の濱長でおすすめいたします!