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土佐の食材紹介

土佐市・白木果樹園の文旦/2014年・4月


太陽の光・海の風…南国の自然の恵みと愛情を受けて

土佐市宮の内地区は「土佐文旦発祥の地」。そこで戦後まもない頃に10本の木から出発し、今では2000本もの果樹の実りを育むほどの規模に成長している「白木果樹園」。
太陽の光をたくさん浴びることができる傾斜面、豊富なミネラル分を運ぶ海風が届く土地が、酸味と甘みのバランスがほど良い美味しい文旦のできる条件だとか。宮の内地区はまさにその条件にピッタリ。
白木果樹園は、やわらかな甘みの「ハウス文旦」、ほろにがさと甘みが上品な路地もの「土佐文旦」、あふれんばかりの果汁と極めの細かな果肉が特徴の「水晶文旦」、そして中の甘皮を剝かずに食せる「夏文旦」など、一年中、文旦の美味しさを全国に届けている「文旦王国」です。



柑橘類である文旦の花は白くて可憐。交配は文旦同士ではできないため、
小夏のつぼみから花粉を採取しひとつひとつ手作業で丁寧に受粉を行います。
さわやかでジューシーな大玉の宝石には、
人の愛情がたっぷり注がれていることがわかります。

白木果樹園・三代目の白木浩一さんに案内いただきました。
白木さんのレクチャーにより司も文旦収穫に挑戦!
司が収穫したのは「夏文旦」。
夏文旦は、中の袋も一緒に召し上がれる種ということで、そのままパクッ♬
果汁たっぷりの果肉は、宝石のようにキラキラと輝いています。
白木さんの手は、文旦を大事に扱う優しい手。



三月ポカポカ陽気、たくさんの文旦に囲まれた中で
文旦の種類や特徴について白木さんが詳しく教えてくださりました。
昨年はの梅雨時期から夏にかけて降水量が少なく心配したそうですが、
夏の後半に雨の巻き返しがあり、心配が解消された、
と美味しい文旦をお届けするための一喜一憂を熱弁する白木さん。
白木果樹園の文旦は、高知県の品評会で二度の農林水産大臣賞を受賞されています。
ネット販売も熱心にされ、高知県外にお得意様もたくさんいらっしゃるようです。
柑橘の香りと海の香りを運ぶ春風、
そして白木さんの笑顔と文旦に賭ける情熱に
元気をいただいた春の昼下がりでした!