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土佐の食材紹介

安芸市・東川入河内地区の「入河内大根」/2014年2月

入河内地区でしかできない大根

高知県東部・安芸市街から北へ山を車を30分ほど走らせるところに
東川入河内(にゅうがうち)地区があります。
ここが伝統野菜「入河内大根」の故郷。その名の通り、
ここでしかとれない大根です。


大きさは普通の大根の2〜3倍!
大きいもので7キロにもなるとか。
生で食べると果物のような甘みが口にふわりと広がります。
そして、大根特有の爽快感のあるみずみずしい辛みが
やさしく体全体を清めてくれます。
伝承農家が減少していましたが、
平成十八年に生産者を中心に
「入河内大根のこそう会」を結成。
栽培継承に力を注いでます。
ほんのり品のある赤紫が、
「春よ来い」と歌っているようです。

芸妓のかつをが、入河内地区を尋ねました。まだまだ寒い1月下旬。
いいお天気で空気も澄み渡っていました。
風は冷たいけれど、太陽の光は「かつをちゃん、いらっしゃい」と微笑んでいるよう。
「入河内大根のこそう会」の皆さんに温かく出迎えられ、
はりきるかつを。
たすきをかけて、姐さんかぶり(入河内大根柄の土佐てぬぐい!)をして、入河内大根を抜きにかかります。
「うんとこしょ、どっこいしょ♬」(←どこかで聞いたセリフです)
やっとの思いで抜けました。
「もう、どこまでも大根でした!」とのご感想。

現在、生産者の皆さんは16戸世帯。
約35アールで年間3,000本ほどを生産しているそうです。
12月下旬~2月中旬が収穫期。

煮崩れしないし、辛みも少ないので、煮物からサラダまでオールマイティに大活躍。
寒さ極まる2月。
入河内大根でほっこりしたいものですね!