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テーマは、「花あそび」

花神楽の母体は、料亭濱長です。
濱長は、日本の伝統・土佐の郷土文化の「味」「言葉」「遊び」で
お客さまをもてなしています。
この3つは濱長の花。
春に咲き誇る桜や、夏の夜空を彩る花火に人は魅せられます。
人は「花」に心を奪われるもの…これは理屈ではないようです。
それと同じく、濱長もおもてなしの花を咲かせてお客さまに喜んでいただきたいと
日々、のれんを掲げています。
その花を活かすのは「人の心」。
心なくしては花は美しく咲けません。

よさこい祭りも、濱長と同じように「心」を大切にした表現をしたいと考えています。
ひと夏、同じ志を持ち集まる150人が、
見る人に、なにか心地よい刺激を残せるように
稽古に励む。
そして祭りの日に、観客の皆さまからの感動のレスポンスを受け
「踊ってよかった!」「踊ることって楽しい」「よさこい大好き」
…その時に「本当に初めての本当のよさこい祭りの良さ」を実感する…

濱長の芸妓・舞妓をはじめとしたスタッフも同じような思いを抱いて
日々お客さまにおもてなしをしています。

濱長の「おもてなしの心」を花神楽が祭りで体現いたします。

題して「花あそび」


道場六三郎 土佐のおきゃくへふたたび

まだ再オープンから1年と少しという拙い状態で開催した平成21年の道場六三郎氏を迎えてのイベントは、道場様が私達を応援してくださるような形でございました。
その際に鮮やかに披露してくださった料理人の匠の技術と、素晴らしい発想、お客様への心遣いなどを目の当たりにし、「真のおもてなし」とはこういうことなのだ、と感激させられました。そして、ご来場くださったお客様の大満足の表情が心に焼き付いております。
今回ひとたび道場様をお迎えした「道場六三郎 土佐のおきゃくへふたたび」当日は、また新たな趣向で私達に驚きと、真のおもてなしで感動くださりました。
そして、7年前と変わらぬ温かいお言葉をいただき、こころにやわらかな花が咲きました。
お越しくださった皆さま、喜んでいただけましたでしょうか。


【芸妓のお仕事】

昔々、テレビはもちろんのこと、
ラジオもない、当然インターネットもない時代、
花柳界の芸妓たちが流行の先端を担っていたと言われています。
装う着物の色・柄合わせ髪の結い方 髪飾り つまびく三味線 歌う唄
上流階級の奥様から町娘までこぞってが、芸妓のいろいろを真似たそう。
これぞ、ご当地アイドル!
地域の歴史や文化を華やかに魅せ続ける芸妓たち。
土佐の高知には今も時代をまたいで、芸妓が活躍しています。
「おもてなし」の心が注目されており、海外のお客様にも注目の的!
はちきん土佐芸妓たちの仕事を、さあさあ、ご覧あれ!


舞の披露

名取り、師範と資格を習得することもできます♬

日本の伝統文化の一つである日本舞踊は芸妓の仕事で一番重要です。
料亭を訪れるお客様に季節の舞や、地元の民謡の舞で喜んでいただけること…
「芸」の文字は「修練によって身につけた特別の技能・技術」
芸妓の「妓」の文字は、「酒席で音曲・歌舞などをもって客をもてなす女性」を
表しています。舞でお客様をもてなすことは、土佐芸妓の使命です。

お座敷遊びの伝承

「箸拳」「可盃(べくはい)」「菊の花」など、
土佐のお座敷遊びを知らずして「土佐のおきゃく」は語れません。
毎日のお座敷や観光イベント・PRの場面で
土佐芸妓がガイド役をいたします。
お座敷遊びの達人になって土佐芸妓として一人前!


日本国中~そして海外の方へ向けての観光PR

高知県知事や高知市長と同じ催しに参加したり、
テレビタレントの方と番組をご一緒したり。
大変責任のあるお仕事であり
いろいろな出会いがあります。

宴席でのお接待

料亭を訪れるお客様のお席でのおもてなし。
商談や、お祝い事などお客様にとって大切なお席も多く
何気ない配慮が商談成立のお手伝いとなり、
お客様に大変喜んでいただくことも。


達人との共演

全国各地で活躍している和芸の達人との共演も。
自分たちの芸を磨く刺激にもなるお仕事です。

子供たちとのふれあい

さまざまなイベントで
日本の伝統文化に触れ合っていただける
機会を作っています。
世界で活躍するために、伝統文化は必須科目!


  ほっとこうち掲載


【芸妓の修行】  

土佐芸妓になるためにも当然修行はございます。
修行といっても、土佐芸妓の修行のモットーは
「楽しみながら!」
さまざまなお稽古で基本を身につけながら仕事としてお座敷に入り、
お客様と交流しながら成長します。
そのため、想像するよりスピードデビューが叶うのが土佐芸妓。
さてさて、どんな修行をしているのかを、ちょっと覗いてみませんか?


日本舞踊

芸妓たる者、舞を舞わずしてこれ如何に
濱長の土佐芸妓は、日本舞踊・若柳流で踊りを学んでいます。
数ある素晴らしい流派の中でも
躾(しつけ)や作法に厳しい流派です。
厳しいからこそ、芸妓としての
立ち居振る舞いの学びも同時に叶います。


三味線・小唄 太鼓・小鼓

舞を舞うためには演奏者が必要です。
三味線・和太鼓など和楽器で舞踊のための楽曲を
演奏する人のことを「地方」(じかた)と呼びます。
よさこい祭りの「地方車」の名前の由来も
この「地方」から来ているものと思われます。
土佐芸妓たちは三味線・小唄を田村流、
和太鼓と小鼓を望月流で学んでいます。
ピアノやギターが得意な方は、飲み込みが早いお稽古事です。


茶道

畳のお部屋での立ち居振る舞いを学ぶために
必ずお稽古するのが茶道です。
茶道の時間は、気持ちを落ち着け、
自分自身を見つめる時間にもなります。
また、茶器や和菓子で日本の四季の移ろいを感じたりすることも
大切な学びの要素です。

習字・絵手紙

お礼状や季節のご挨拶をさらさらっとしたためるのも
お客様への大切な心遣い。
筆文字で美しく。手書きの文字は人の体を表します。
旬のものの絵柄入りだとさらに気持ちが伝わりますね。


英会話

東京オリンピックの開催が決定してから
世界中が日本の文化に注目しています。
海外からのお客様も年々増えています。
英語でのご案内は必要不可欠です。
ネイティブの先生と、皆んなで楽しく学んでいます。


着付け

お座敷でのお仕事中はもちろん、
お昼間のお得意様訪問やお稽古時には着物を着ます。
お支度の際や、お稽古前など、先輩芸妓や仲居さんに少しずつ教わります。
浴衣の着付けから始まり、少しずつできるところから。
毎日着ていると自然に上手に着こなせます。

食学

外へ飛び出して、体験しながら
地元の食材を知ることも大切な仕事。


2015年6月号ほっとこうち掲載