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【受章・受賞】お祝いの歳時記・四

お仕事の功績や、文化的な活動、スポーツなど…
今まで培ってきた「その道」で大きく花開き、証として「賞」をいただくことを
お祝いし、これからの活躍を祈念するお席もおまかせください。
近しい方のみで、喜びを噛み締めあい・今後の活躍を語る少人数形式から
大勢で盛大に、前途を飾る形式まで、おつくりいたします。
縁起をかついで、芸妓のお祝いの舞が花を添えます。

春秋叙勲のいろは

現在行われている日本の叙勲、褒章は昭和39年の天皇誕生日に開始された春秋叙勲です。
春は4月、秋は11月に行われています。
天皇から授章されます。(受ける方からであれば、受章すると記します)
国家や社会に対して功労のあった人を表彰し、
国から与えられる記章が勲章(くんしょう)です。
学問や文化などの分野において功労のあった人に与えられるのが褒賞(ほうしょう)です。

「旭日章(きょくじつしょう)」…顕著な功績を上げた者
「瑞宝章(ずいほうしょう)」……公共的業務に長年従事してきた物

が対象となります。
それぞれ、大綬章・重光章・中綬章・小綬章・双光章・単光章という
6段階に区分されています。
特に、功績が大きいと認められるときには、
最高位である大勲位菊花章頸飾(だいくんいきっかしょうけいしょく)などが贈られる。

勲章の種類
菊花章日本で最高位の勲章。大勲位菊花章頸飾と大勲位菊花大授章の2種類がある。
旭日章勲一等から勲八等の8種類。顕著な勲功のあった男子に与えられる。
宝冠章勲一等から勲八等の8種類。功労のあった女子に与えられる。
瑞宝章勲一等から勲八等の8種類。社会や公共のために功労のあった人に与えられる。
文化勲章科学、芸術などの発展に功労のあった人に与えられる。
褒章の種類
紅綬褒章人命救助に功績のあった人に与えられる。
緑綬褒章道徳上の優れた行いや実用に精励した人に与えられる。
藍綬褒章教育や社会福祉に尽力した人に与えられる。
紺綬褒章公益のために私財を寄付したり、功績のあった人に与えられる。
黄綬褒章業務に精励し業績のあった人に与えられる。
紫綬褒章学問、芸術などで、発明、改良、創作などに業績のあった人に与えられる。

授章の種類にあったお祝いの席を

国から功績を認められる、大変名誉な事柄をお祝いする大切なお席と心得て
おつくり致します。
授章には、上記のように多くの種類がございますので、
できるだけ、詳しい情報を、ご予約時にお伝えくださいませ。
また、お席の式次第などもございましたら、
情報共有をし、最高のお席になるお手伝いをさせていただきたいと存じますので
ぜひ、よろしくお願い申し上げます。


【夫婦の幸せを祝う】お祝い歳時記・弐

結婚式については、別コーナーでご紹介いたします。
ここでは、「結婚記念日」についてご紹介させていただきたいと思います


あるところまで、それぞれの人生を歩んできた他人同士が巡り会い、惹かれあって、ご縁があって実を結びます。その後、二人三脚で歩み歴史を重ねて行くことはすばらしいことです。
そして、その二人三脚の人生の中で、お子さまが誕生し成長する運命の不思議。
お二人でゆったりと夫婦の幸せを実感するのも素敵。
ご家族に囲まれて、幸せの広がりを感じるのも素敵。
家族皆さんで企画して、お父様・お母様を感激させてあげるのも素敵!

結婚記念日の名前

イギリスの風習が世界的に広まったものですが、
1年目から20年目までは1年毎
20年目以降は5年毎に名前がついています。
有名なのは25年目の銀婚式、50年目の金婚式です。
1年目からよくよく見ると、
最初のうちは廉価で柔らかく日常的な物から始まり、
徐々に高価で硬い貴重品へと変わっていくのがわかります。
夫婦の絆の結晶も同じですね。
お祝いの品を、記念日の名前に合わすと、思い出もよりいっそう深まりそうです。

1周年紙婚式
2周年藁婚式、綿婚式
3周年革婚式、糖果婚式
4周年花と果実婚式、(絹婚式、リンネル婚式)、皮婚式(皮革婚式)、書籍婚式
5周年木婚式
6周年鉄婚式
7周年銅婚式
8周年青銅婚式、ゴム婚式、電気器具婚式
9周年陶器婚式
10周年アルミ婚式、錫婚式
11周年鋼鉄婚式
12周年絹婚式、亜麻婚式
13周年レース婚式
14周年象牙婚式
15周年水晶婚式
20周年磁器婚式、陶器婚式
25周年銀婚式
30周年真珠婚式
35周年珊瑚婚式
40周年ルビー婚式
45周年サファイア婚式
50周年金婚式
55周年エメラルド婚式
60周年ダイヤモンド婚式
70周年プラチナ婚式
75周年金とダイヤモンド婚式
80周年樫婚式
85周年ワイン婚式

2014年3月2日「丸山台でおきゃく」


丸山台の位置

高知市を流れる鏡川河口に位置する小島が丸山台です。
ここはかつて、自由民権運動が盛んだった頃、「此君亭(しくんてい)」という料亭が営まれており、何隻もの屋形舟が毎夜毎夜停泊し、土佐の自由民権運動家が集い、盃を酌み交わしながら
「自由民権」について語りあったという史実があります。


弘化台から眺めた丸山台

丸山台を貴重な「史跡」として、もっと広く一般の方々が気軽に訪れることができるようにしたいという声が地元はもとより、日本全国の各方面から上がっております。
高知市弘化台の岸壁からほど近い丸山台ですが、舟で渡るしか方法がないため、なかなか一般の方が気軽に足を踏み入れることができません。
自由民権運動の歴史を語っている石碑等も整備されてはおりますが、利用者がいないため、手入れが行き届いていないというのが現状です。
そこで、弊社が各関係方面へのご理解・ご協力をいただき、舟で丸山台へ渡り、もてなしを行うことで、広く一般の方々が気軽に訪れることができる1つの「機会づくり」となり、自由民権の歴史をたどることができる憩いの場、そして高知の観光のお役に立てるのではないかと思い、2013年の春「土佐のおきゃく」期間中に第一回を開催いたしました。
それが好評を得て、2014年も開催するに至りました。

濱長が主催する意義


此君亭跡石碑

自由民権運動は土佐の地でとても盛んだったと言われています。
自由民権の象徴である板垣退助氏が高知出身だったことが最大の理由ですが、
土佐の酒席スタイルが功を奏したようです。
土佐芸妓たちが「自由民権かぞえ唄」「自由民権都々逸」などをお座敷で唱って披露。
しかも、振付け付!
酒席で楽しく唄って踊りながら自由民権の志の「刷り込み」がされたという訳です。
その歴史の一コマを再現し、体感していただきたい、と思い
この催しを企画しております。


また、昭和の初めには丸山台に屋形船が何隻も停まり、丸山台にあった料亭で「おきゃく」を催していたそうです。
その優美な風情をもう一度、という声があちらこちらから聞こえてまいります。
丸山台は鏡川と浦戸湾の境にあり、小島であるがため、障害物がなく、大変眺めの良い場所です。
歴史と景観。観光スポットとして活用したい。観光特使の居る料亭としてお役に立ちたいと思っております。

「丸山台でおきゃく」リポート

開催日前2〜3日はお天気がぐずついておりました。雨の降る中、高知県土木港湾課の皆さんや高知ファイティングドッグス、そして濱長スタッフが草引き、鳥の糞の掃除を行いました。
前日もお天気とにらめっこをしながらの桟敷席設営。畳敷きに大変気を遣いました。
催し当日。そんな心配を忘れてしまうほどのお天気に恵まれました。
お客様の中にも「いや〜、濱長さんのすることやから晴れると思っていた!」と
うれしいお言葉。いえいえ。私たちばかりではございません。皆様の願いの力にも大いに助けられての当日!感謝感謝で幕開け。
「かがみ川ゆう遊クラブ」様、「太平洋マリン」様、「ツバメガス」様の協力により
船を出していただき、お客様やお料理を丸山台へ。


まずは、高知で自由民権を語らせたら右に出る人は居ない!とされている公文豪先生による
自由民権運動と丸山台に関する講座。
参加の皆さんが熱心に聞き入る様子を察し、公文先生の熱弁はさらに力が入りました。
マイクもいらないのではないかという、力強い声…
板垣退助も、こんな風に丸山台で「自由は土佐の山間より」と声を高らかに士気を高めていたのではないかと想像してしまいました。



料亭此君亭や芸妓の活躍に話が盛り上がったいいタイミングで、屋形船に揺られながら芸妓が登場。そして女将長女の咲良も春らしい淡い桜色の着物で登場。
丸山台にシャッターの音が鳴り響きます。


普段、お座敷や舞台で会う芸妓と違う趣。芸妓たちもこの日は開放感にあふれています。

役者も揃い、いよいよ「丸山台でおきゃく」開始です。
丸山台おきゃくの、のろし…いえ、旗揚げをした女将・濱口実佐子のごあいさつ〜乾杯から
はじまりました。
昨年を上回るご来場のお客様を前に、女将も感謝の笑顔いっぱい。
お重に入ったお弁当は春めいています。少し海風が悪戯をする中、早春の味を楽しんでいただきました。そして、板垣退助になった気分で浦戸湾を眺めながらのお酒は格別!

お腹も満足して、和んだ頃に「自由民権お座付き」のはじまりはじまり!
自由民権数え唄を一緒に歌ったり、枡芸を楽しんだり。枡芸の文字はもちろん「自」「由」「民」「権」!
高知県立文学館の学芸員・永橋禎子さんがお席にいらっしゃったのでお座付きの解説を急遽お願いしましたが、にこやかにわかりやすくお話していただき、さらにアカデミカルな雰囲気!
永橋さん、ありがとうございました!公文先生も頼もしそうに聞いていらっしゃいました。
そして、箸拳タイムに突入!琴魚の解説によると、丸山台で箸拳が行われた最後は60年前。
60年ぶりの箸拳勝負の最初に立候補したのは大石宗さん。その後続々我こそはと芸妓に勝負を挑む強者が。
中締めは、土佐のおきゃく実行委員長の上村嘉郎さんにお願いをいたしました。
さわやかに(途中ツッコミもいただきながら…愛されキャラの上村さんらしい)中締めを決めていただいた後も、名残を惜しんで宴を楽しむお客様も。
早速、来年の構想を語る公文先生と女将。
自由民権運動家たちも、このように時を忘れて志しを語り合ったのでしょう…。



皿鉢と大皿料理の違い

皿鉢料理=大きな皿に盛られた料理 と思われがちですが、
上に記したとおり、作法がございます。
大きなお皿(皿鉢料理用の皿)に焼きそばなどが盛られている場合でも
皿鉢料理と言う傾向にありますが、
弊店では、それらは「大皿料理」とさせていただいております。