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土佐芸妓

【よさこい祭りの伝道師として】ほっとこうち2015年9月号掲載

 よさこい祭りは、1955年(昭和29年)、第二次世界大戦の傷跡がまだまだ全快とはいえない高知の町を元気づけようと有志が集まり、立ち上げたお祭りです。発起人として立ち上がった高知の名立たる経済人の末席に、 料亭濱長・初代店主であった濱口八郎も名を連ねていたそうです。高知商工会議所の観光部会であった八郎。
「にぎやかな夏の祭りを作り、高知を元気にしたい」…
と、なんとその年の6月に思い立ったとか。
 当時、濱長の馴染みであった、作詞作曲家の武政英策先生に熱意をもって頼み込み、話を瞬く間に進めました。振付けは日本舞踊5流派の師匠の先生方に集まっていただきケンケンガクガク、夜な夜な濱長に集まっていただいて、形を整えたそうです。
 こうしてできた「よさこい祭り」は60年の時を経て年々賑やかになり、現在は地元高知はもちろんのこと、日本全国から多くの方が参加をする高知の夏になくてはならない風物詩となりました。


 それから55年…2012年の7月。祖父の思いを温め、絶やさぬようにするためには、 「私もやらんといかん」と、当時若女将であった、現濱長の女将・濱口実佐子が「濱長・花神楽」として、祭りの連を立ち上げ、今年6回目の連続出場。衣裳・音楽・踊りなど構成すべて、日本の文化の美しさを重んじる料亭らしい「和」のイメージ、「土佐らしさ」を現代の日本の景色や、踊り子さん、見物される皆様のハートにマッチするようにアレンジ。
 料亭の連、また高知県観光特使の女将が率いる連として高知県内の観光イベントや祭典、企業・団体様の会合や宴席、東京のスーパーよさこい、沼津の東海道よさこい台湾や韓国での海外演舞などへ出かけています。

濱長の芸妓も、よさこい祭り当日は全力で応援します。通常の仕事の合間をぬって、浴衣姿で涼やかに凛と、よさこい踊りの元々である、日本舞踊の流儀を披露します。初代店主の思いを紡ぎ続けるために、芸妓の存在は大切です。


芸妓たちは、料亭を訪れるお客様のために、日々、土佐民謡として唄われる「よさこい節」の舞を披露します。イベント時には「正調よさこい鳴子踊り」を披露したり、
時には、濱長花神楽の楽曲で、日本舞踊アレンジした迫力のある舞で魅了したり。
 ほぼ毎日「よさこい」に触れるのが、芸妓の仕事。よさこい大好きのあなたに土佐芸妓の仕事はうってつけなのかもしれません。芸妓になって、「めざせ!よさこいマスター」!