濱長だけの土佐芸妓
昔は土佐にも「見番(検番)」という、
今で言う芸能事務所のような、芸妓や三味線などを弾く地方さんの
スケジュール管理を行うところがございました。
今でも、京都・浅草・金沢などには見番がございます。
時代の流れとともに、土佐芸妓の人数も減り、
濱長が平成13年に暖簾を下ろした際に、途絶えてしまいました。
平成19年、濱長を復活させようと決めた際、
復活するのなら徹底的に、本物の料亭・濱長本来の姿で復活させたい、との思いで
土佐芸妓も復活させることといたしました。
昔の芸妓さんにもアドバイスをいただきながら、
そして師匠として、若柳流師範・若柳由喜満先生に正しく導いていただくよう計らいました。
芸妓は一般募集をし、
土佐芸妓として、濱長、そして高知の酒文化・観光のお役に立てるように
一から指導いたしました。
現在、お座敷には2名の土佐芸妓が上がらせていただいております。