土佐の自由民権歌集 世しや武士

高知市立自由民権記念館友の会 (著),
松岡僖一 高知市自由民権記念館長 (編集)
自由民権運動を盛り上げ、民衆に広く知ってもらうために思いをこめて作った
唄の数々を、濱長の芸妓・地方衆が再現するお手伝いをさせていただきました。
ご指導は、もちろん 小唄・田村流師範の田村とよ由紀先生です。
料亭濱長でも店頭販売しております。
お土産や自由民権運動の研究にいかがでしょう。
〒780-0864 高知市唐人町6-6 TEL.088-884-0080 FAX.088-861-4001
営業時間【昼】11:30〜14:00(L.O.13:30) 【夜】17:00〜23:00(L.O.22:00)水曜日定休[専用Pあり]
高知市立自由民権記念館友の会 (著),
松岡僖一 高知市自由民権記念館長 (編集)
自由民権運動を盛り上げ、民衆に広く知ってもらうために思いをこめて作った
唄の数々を、濱長の芸妓・地方衆が再現するお手伝いをさせていただきました。
ご指導は、もちろん 小唄・田村流師範の田村とよ由紀先生です。
料亭濱長でも店頭販売しております。
お土産や自由民権運動の研究にいかがでしょう。
自由民権運動…当時のお座敷を想像しながら、
濱長芸妓・舞妓・仲居が披露いたしました。
2013年・第3回「風薫る土佐をどり」にて。
用意するものは、参加する人数分の盃と、
皿鉢料理などに飾られている小さい黄色の菊の花。
そしてそれらをのせる盆。
盃を盆に伏せて並べ、
その中の一つに菊の花を忍ばせます。
どの盃に菊の花が隠されているかが
わからないようにシャッフルしましょう。
♬菊の花〜 菊の花〜 開けてうれしい菊の花
♬誰が取るのか菊の花〜
と手拍子まじりに囃子唄を唄います。
メロディーは、なぜか、明石家さんまさん扮する「アミダババア」のテーマソングで
SASの桑田圭祐さんが作詞作曲された「アミダババアの唄」の一節
♬あみだくじ〜 あみだくじ〜 引いて楽しいあみだくじ〜
と同じです。
おそらく、昔から日本にある「囃子唄」のフレーズのひとつなのでしょう。
その唄に乗せて、順番にお盆を回していき、盃を返します。
おめでとうございます。当たりです!
さあ、ご褒美にその時点で返されている盃にお酒を注ぎますので
全部飲み干してください!
という遊びです。
ルールはいたって簡単なので、どなたでも参加できます。
囃子唄もシンプルですので、大合唱で盛り上がり、
宴席に大輪の花が咲いた雰囲気になる人気のお座敷遊びです。
♬おんちゃん相撲とろ とろうちや ちゃっちゃ〜
ユニークな歌詞に小気味良いメロディーは、
よさこい鳴子踊りの作詞作曲で知られる武政英策先生の作品。
この唄に合わせてお座敷を踊る「しばてん踊り」。
歌詞全文はここから
高知市はりまや町にある北村染工場の染師・北村文和先生が考案した
「しばてん手拭い」は魔法の手拭いです。
この手拭いで顔を覆うと、踊りたくなってしまうのです!
土佐流・仮面舞踏会の始まりです。
「わたしはいいよ、いやよ」という人に
芸妓や仲居がそっと後から手拭いをまわすと、
あらあら不思議。あれよあれよと舞台へ足が向いてしまいます。
しばてんになったつもりで踊ってみましょう。
芸妓や仲居の動きにあわせて、おおらかに楽しんでみてください。
カッパに似た男の子の妖怪ということですが、
頭にお皿は乗せていませんし、背中に甲羅もありません。
頭には「芝」の葉っぱが乗っている天狗…ということで
「芝」+「天狗」=しばてん
という説もあります。
どのみち、妖怪ですので、そのあたりは曖昧でも良いのかもしれませんね。
相撲をとるのが大好きで、
人を見ると「おんちゃん相撲とろう、とろうちや」と誘います。
ちょっと一杯のつもりで飲んで、いつの間にやらはしご酒…
おつきあいは断れない、でも家では「はちきん」の女房が角を生やして待っている。
そんな、いごっそうの理由が
「帰りよったらしばてんに捕まって、相撲をとらされよった」と言ったとか言わなかったとか。
郷土のお話には、こんな裏話がつきものですね!
土佐の「おきゃく」 より
踊り子さんの頑張りと、皆様の応援があり、
以下のような受賞をいたしました。
ありがとうございます。
*よさこい祭り前夜祭…サウンド賞
*よさこい祭り本祭…地区競演場奨励賞
*よさこい祭り全国大会…武政英策賞
出場2年目にして、濱長に所縁の深い武政英策先生のお名前を掲げた賞を
受賞することができ、感無量でございます。
天国で、武政英策先生と初代店主・濱口八郎が祝杯をあげている様子が
目に浮かびます。