おかげさまで受賞いたしました!
高知城

関ヶ原の戦いの功績により徳川家康から土佐一国を拝領した山内一豊は、慶長6年(1601)大高坂山に新城の築城工事を始め、慶長8年(1603)に本丸と二ノ丸が完成、入城しました。
享保12年(1727)城下町の大火で追手門以外の城郭のほとんどを焼失しましたが、宝暦3年(1753)までに創建当時の姿のまま再建されました。
その後は、自然災害や明治維新による全国的な廃城の嵐、太平洋戦争など幾度となく襲った危機を乗り越え、「南海道随一の名城」と呼ばれる優美な姿をした建物を今に残しています。
平成15年には、築城400年、再建から250年を数え、本物の城の持つ偉容が訪れる人々を今日も歴史のロマンに誘っています。
*高知城オフィシャルWEBサイトより
<サイトはこちら>
*濱長より徒歩20分
土佐電鉄/はりまや橋電停より高知城前下車 北へ徒歩3分
春の催し「高知城花回廊」
高知城にも桜の木がたくさん植えられており、お花見の時期には大勢の花見客で昼・夜ともに賑わいます。その桜の花見を名残を惜しむように、「高知城花回廊」という催しが春に行われます。
高知県在住である、華道の各流派の先生方の素晴らしい作品と高知城の景色のコラボレーションをご覧いただけるのが1つの見どころ。そして、日本舞踊などの邦楽文化を、高知城敷地内に設けられた特設ステージ2〜3箇所、日替わりでお楽しみいただけます。
濱長芸妓・舞妓・地方衆も、日本舞踊若柳流と小唄田村流、皷の望月流の門下生として舞台に上がらせていただいております。
春らしい、華やいだ演目を披露させていただいております。
2019年度も参加させていただきました。
ご覧になってくださった皆様に御礼申し上げます。
土佐市・白木果樹園の文旦/2014年・4月
【可盃】べくはい


可愛らしい朱塗りの丸盆に
陶器の天狗・ひょっとこ・おかめの盃と
六角、面ごとに盃の絵柄が描かれた
可愛らしい「独楽」
これが「可盃セット」。
全て手描きですので、
個性あふれる表情。
この可盃セットを中心に
繰り広げられるゲームです。
天狗杯は鼻が長く、
ひょっとこは穴が開いています。
おかめは「女性」なので、顔を下にしてしまうと可哀想ですよね?
…というわけで、お酒を注いでしまうと
「置くことができない」盃。
つまり、飲み干さないと置けない盃だから、さあたいへん!
♬べろべろの〜 神様は 正直な神様よ
♬○○のほうへと おもむきゃね おもむきゃね
「べろべろの神様」の唄で囃子たてながら
各盃の図柄を描いた独楽を回します。
独楽が止まったら、止まった先の延長線上に居る人が「当たり」です。
「当たりの人」は、独楽の出した絵柄の盃で
お酒を一気に飲まねばなりません。
天狗の盃は、なんと8勺入ります。(1合=10勺)
飲み干し方にも礼儀があり、その礼儀に反すると
「もう一回」飲まなくてはなりません。
独楽でさすのは「べろべろの神様」のおぼし召しですから、
従わなくてはなりません!
「飲まない方」には芸妓や仲居が助け舟
「私はお酒が飲めないからどうしよう」
ご心配は無用です。
飲めない方には「お茶」で頑張っていただいたり、
「いや〜、お兄さん(おネエさん)。
私、うんとはりきりすぎて喉が渇いたがよ〜。
飲ませてくれんろうか?」
おもしろおかしく返って場が盛り上がるように
芸妓や仲居がリードいたします。