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2015年

テーマは、「恋する鏡川」

土佐の国・5代藩主山内豊房(やまのうちとよふさ)は和歌が大好きなお殿様でした。
そのお殿様が土佐のお城下を流れる川の清流をたたえて
『我が影を映すこと鏡の如し』と詠い、その川の名前は「鏡川」となったそうです。
その後も、坂本龍馬が泳ぎ、板垣退助が丸山台で自由民権の声を高らかにしたり、
多くの土佐の偉人達に鏡川は見つめられてきました。

鏡川を眺めながら、志を新たにしたり、人知れず悩みを打ち明けていたかもしれません。
時にはつらい気持ちが体から出た涙を鏡川の水に隠したことでしょう。
数々のあふれんばかりの思いを、語ることなく鏡川は受け止め、
そっと気持ちに寄り添い、のどを潤し心を潤し、
今もなお、私たちにとってかけがえのない大きな流れとして存在してくれています。

花神楽の母体の「濱長」は、その鏡川の畔で、毎日灯りを灯しています。
数々の宴やお酒の席で行き交う
たくさんの人たちの心に鏡川は寄り添ってくれています。
土佐の歴史を見守ってくれる鏡川。
高知の人間なら、誰もが大好きな鏡川。
鏡川が見てきた時の流れの中のできごとや、
鏡川を見てきた土佐の人たちの思いを、
花神楽流に衣裳・曲・踊りで表現いたしました。

題して「恋する鏡川」